長期資産向けETF VOOについて解説

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投資・株情報

今回は、自身も保有している米国株ETF

VOOについて、私なりに解説していこうと思います。

人気銘柄で保有している方も多いと思いますので、今回の内容が参考になればと思います。

それでは行ってみましょう!

目次

①VOOとは?

②VOOの構成銘柄

③VOOのメリット

④VOOのデメリット

⑤まとめ

①VOOとは?

VOOとは、正式名称「バンガード・S&P 500 ETF」

その名の通り、運用会社「バンガード」が運営するETFで、S&P500種指数のパフォーマンスに連動して投資成果を目指すETFとなっています。

米国の大型株をメインに構成されており、S&P500種指数の全構成銘柄に投資し、四半期ごとに時価総額加重平均を用いて保有銘柄のウェイトを算定し、リバランスする仕組みとなっています。

こう言うと堅苦しいですが、簡単に言うと…

S&P500指数に連動した大手米国株銘柄(GAFAMなどを含む)509銘柄に分散投資し、利益を出すETFで、四半期(3ヶ月に1回)状況に応じて構成銘柄を見直してくれるということです。

ざっくりいうと、アメリカ企業の株をまるごと買うって感じですね!

②VOOの構成銘柄

アメリカまるごと投資のETF、そんなVOOの構成銘柄について、上位に入っているのは…

1,マイクロソフト(情報) 5.63%

ソフトウエアメーカー。ソフトウエア製品 の開発、製造、ライセンス供与、販売、サポートに従事。オペレーティングシステム、サーバー・アプリケーション、法人・個人向けアプリケーションのソフトウエア、ソフトウエア開発ツール、およびインターネット/イントラネットソフトウエアを手掛ける。テレビゲーム機、デジタル音楽・娯楽用機器も開発する。

2,アップル(情報)5.06%

パソコン、関連製品、モバイル通信機器、各種関連ソフトウエア、サービス、周辺機器、ネットワーキング・ソリューション の設計、製造、販売に 従事。 製品は、自社オンラインストア、直営小売店、自社販売員、サードパーティ卸売 り、再販業者を通して販売される。

3,アマゾン(小売) 4.25%

オンライン小売会社。多岐にわたる製品を販売する。主な製品は、書籍、音楽、ビデオテープ、コンピューター、電子機器、家庭・園芸用品など。顧客別にカスタマイズされたショッピングサービス、ウェブ上でのクレジットカード決済、および顧客への直接配送を手掛ける。

4,フェイスブック(情報) 2.03%

インターネットメディア会社。ソーシャルネットワ ーク・ウェブサイトを運営。家族・友人・同僚間のコミュニケーションを可能にするウェブサイトを提供する。ユーザー間における情報、写真、ウェブサイトリンク、ビデオなどの共有を容易にする技術も開発。ユーザーは、各自の基準を具体的に設定して情報を共有・制限できる。

5・6,アルファベット(情報) classA:1.66% classC:1.66%

持株会社。子会社を通じ、ウェブベースの検索、広 告、地図、ソフトウエア・アプリケーション、モバイルオペレーティングシステム、消費者コンテンツ、業務用ソリューション、eコマース、ハードウエア製品などを提供する。(アルファベットはGoogleを運営する親会社の名前)

※アルファベットはclassA(GOOGL)、classC(GOOG)で2銘柄に分かれる。

7,ジョンソン・エンド・ジョンソン(ヘルスケア) 1.63%

ヘルスケア製品メーカー 。ヘ ルスケア製品を製造し、医薬品、医療機器・診断市場に製品とサービスを提供する 。主な製品は、スキンケア・ヘアケア製品、アセトアミノフェン製品、医薬品、診断 機器、手術用機器など。世界各地で事業を展開。

8,バークシャー・ハサウェイ(投資) 1.47% 

持株会社。各種事業部門の子 会社を保有する。国内向け保険事業を中心に、海外向け再保険事業も手掛ける。鉄道会 社、特殊化学品会社、国際的な多角事業団体も運営する。

「投資の神様」ウォーレン・バフェット氏の会社として有名ですね。

9,ビザ(金融) 1.25%

クレジットカード会社。小売り電子決済ネットワークの運営、国際 的な金融サービスの提供に従事。金融機関、販売業者、消費者、企業、政府機関などが相互に行う決済ネットワークやデータ転送サービスを通じて、国際的な商取引を提供する。

10,プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)(消費財) 1.21%

消費財メ ーカー。世界各地で製品を販売する。主な製品は、洗剤、清掃用品、紙製品、美容製品、食品・飲料、ヘルスケア用品など。量販店、食品雑貨店、会員制小売店、薬局、地域型小売店を中心に製品を提供する。

どうでしょう、上位銘柄だけですが、有名企業しか無いですね。

特に、今や生活インフラと言っても良い、

GAFAM(google,Apple,Facebook,amazon,Microsoft)が強いですね。

今回調べていて、アルファベットが2銘柄に分かれていることを初めて知りました。

③VOOのメリット

誰もが聞いたことのある有名企業が多いVOO

そんなVOOのメリットは…

1,成長性の高さ

S&P500連動銘柄の特徴とも言える成長率の高さです。

公式サイトの過去10年の株価推移を見てみると、右肩上がりで成長しています。

引用:バンガードVOO公式ページ

グラフからも分かる通り、設定来の10年間で、かなりの成長率です。

トータルリターンは設定来で224.58%

初期から持っていた人はかなり儲かってますね。

株価自体の成長で資産を上げる、いわゆる「キャピタルゲイン」で稼ぐ銘柄と言えます。

2,経費率の安さ

運用会社が費用として徴収する経費率は破格の0.030%

人気のSPYD・VYM・HDVと比べても、運用費用も最安と言えるレベルですね。

3,証券会社によっては手数料が無料に!

通常、株を買付した場合、購入手数料として、証券会社に手数料を引かれますが…

楽天証券やSBI証券など大手の一部証券会社については、特定の米国株銘柄の手数料を無料としているところが多いです。

経費率も低くて、購入手数料も取られないとなると、これほど銘柄としてお得なものはなかなかないですね。人気なのには理由があるということです。

④VOOのデメリット

ここまで、メリットについて説明してきましたが、当然、デメリットもあります。

それは、配当利回りが低いということ。

ETFの特徴上、米国企業ほぼまるごとなので、分散先が多いことと、大手企業や成長企業の場合、自社への成長にお金を使うので、配当金が少ないことが多いのもあって、基本的に配当利回りはかなり低いです。

配当利回り、通常はだいたい平均1%程度、急落した現在でも、1.95%くらいになります。

なので、高配当ETFのように、配当金で稼ぐ「インカムゲイン」というよりは、株自体の成長で資産形成、投資年数を決めて売却で利益を得る「キャピタルゲイン」で儲ける、長期投資銘柄と考えればよいでしょう。

⑤まとめ

いかがでしたでしょうか?

VOOについてまとめると…

1,GAFAMなど、米国大手企業をへまるごと投資できる銘柄

2,設定来10年間の成長は右肩上がり。株価の成長で資産を形成する銘柄

3,運用会社の経費率も低く、証券会社によっては購入手数料がかからない銘柄。

3,大手企業、分散銘柄も多いため、配当金は少なめ

手数料などの費用も少ないし、将来の資産として長期で持っておく銘柄としては優秀と言えるでしょう。

私自身も資産に余裕があるときにコツコツ積立投資をしていく予定です。

米国株のメリットは1株から買えるので、手頃な価格から購入できることですね!

1株単価も、5/22時点では$270(約29000円)前後、高値でも$310(約33000円)前後で買えちゃいます。

毎月1株などコツコツ買うには良い銘柄かと思います。

今回はここまで!

今後も株式投資情報について、発信していきますのでよろしくお願いします。

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