ジャンル別バイク紹介:フルカウル・スーパースポーツバイク編(250cc~400cc)

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バイク

こんにちは

引き続き250cc~400ccクラスの中型免許で乗れるバイクをジャンル別で紹介。

今回は最近250ccハイパワーモデルが人気を博しているジャンル、フルカウル・スーパースポーツバイクを紹介。

フルカウルというと本気のスポーツ走行仕様でスパルタンなイメージを持つかもしれませんが、最近のバイクは街乗りでの快適性も考慮されていて非常に乗りやすく、初心者にも人気のジャンルとなっています。

これからバイクに乗ろうと思っている方、フルカウルバイクに興味を持っている方の参考になる内容になれば幸いです。

紹介は主にこの記事を書いている2022年5月現在時点で新車でも買える車種を中心に紹介していきます。

過去のバイクジャンル別紹介の記事も興味を持ったら読んでみてください。

●こんな人に読んでほしい

・フルカウルバイクが気になっている
フルカウルバイクを買おうと思っている
フルカウルバイクの車種が気になる
・中型免許で乗れるフルカウルバイクが知りたい

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1,フルカウルバイクとは?

まずはフルカウル・スーパースポーツバイクのジャンルとしての定義です。

そのジャンル名の通り、車体全体がカウルに覆われており、空力を考慮、水冷高回転型エンジンが多くスポーツ走行をすることに特化したバイクが多くラインナップされているジャンルです。

セパレートハンドルでポジションが少し低めに設計されているので体勢がキツイと思われがちですが、最近のスポーツバイクは乗りやすく設計されているので、昔のスポーツバイクに比べるとかなり乗りやすくなっています。

メリットとしては、フルカウルボディのデザインとかっこよさ。
車種にもよりますが、電子制御、モード切替搭載で走行シーンで最適な設定に変更できる。
カウルがある分、走行風を防ぐことができる。

デメリットとしては、カウルで覆われている分整備性が悪く、オイル交換やエンジン廻りの整備が面倒。
また、セパレートハンドルのため、最近は乗りやすくなっていますがポジションが低く人によっては長時間の走行体制がしんどいといったところでしょうか?

国内各メーカーからハイパフォーマンスモデル、ロードモデルなど、数多くラインナップされているジャンル。

早速250cc~400cc次の章から紹介していこうと思います。

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2,250cc~400cc フルカウル・スーパースポーツバイク

それでは早速中型クラスのフルカウル・スーパースポーツバイクを紹介していきましょう。

国内メーカーで正規販売しているのは、2022年5月現在9車種

250cc~400ccでは比較的車種が多いジャンル

現行車種を中心に各メーカーのラインナップを紹介していきましょう。

ホンダ CBR400R

まずはホンダからCBR400R

1986年~2022年現在までモデルチェンジを繰り返しながら販売されているモデル。
現行型はNC47型

エンジンは並列水冷2気筒DOHC
最高出力は34[46]/9,500(kW[PS]/rpm)
最大トルクは37[3.8]/7,500(N・m[kgf・m]/rpm)

ホンダのスポーツモデルは車名の最後につくRの数で方向性が分かれており、

Rは街乗りメインのロードモデル
RRはハイパワースポーツモデル
RR-Rは本気のハイパフォーマンスモデル

Rが一つのCBR400Rはフルカウルスポーツではあるものの、ハンドルのポジションは高く設定されており、体制も無理のない設計。

エンジンも高回転型というわけでもなく、低速でも街乗りで必要十分なトルクを発揮できる乗りやすい設計になっています。

燃費はWMTCモードで28.2km/Lと400ccとしては標準的な燃費。

車重が192kgと結構重い設計ですが、初心者からベテランまで人を選ばず乗れる万能選手です。

ホンダ CBR250RR

続いてはホンダ250ccクラスハイパフォーマンスモデル、CBR250RR。
通称「ニダボ」

昨今の250ccハイパワー、ハイパフォーマンスモデル人気の火付け役とも言える存在です。

エンジンは並列水冷2気筒DOHC
最高出力は30[41]/13,000(kW[PS]/rpm)
最大トルクは25[3.5]/11,000(N・m[kgf・m]/rpm)

車体価格¥821,700と250ccクラスでは高額でありながら売れているヒットモデル。
250ccでありながら13,000で41馬力を絞り出す高回転ハイパワーモデル。

電子制御、スロットルバイワイヤ、モード切替など最新装備満載の贅沢なバイクとなっています。

燃費はWMTCモードで27.1km/Lとハイパワーな分250ccとしては燃費は悪いです。

ハイパワーモデルでありながら、街乗りでの使い勝手も良いらしく、ツーリングに出かけるとよく見かけます。

250ccでハイパフォーマンスモデルが欲しいならCBR250RRはおすすめです。

ヤマハ YZF-R3/YZF-R25

写真はYZF-R25

続いてはヤマハのYZFシリーズからR3とR25を紹介

車体は共通でエンジン排気量の違う320ccのR3と250ccのR25がラインナップ。

YZF-R3
エンジンは並列水冷2気筒DOHC

最高出力は31[42]/10,750(kW[PS]/rpm)
最大トルクは30[3.1]/9,000(N・m[kgf・m]/rpm)

燃費性能はWMTCモードで25.4km/L

YZF-R25
エンジンは並列水冷2気筒DOHC
最高出力は26[35]/12,000(kW[PS]/rpm)
最大トルクは23[2.3]/10,000(N・m[kgf・m]/rpm)

燃費性能はメーカー値で25.8km/L

400ccクラスと250ccクラスで選択できるようワンナップされているのが嬉しいところ。

ハイパワーモデルではありますが、こちらも街乗りでの使いやすさも考慮されており、非常に乗りやすいバイクとなっています。

コストパフォーマンス重視ならR25、余裕のあるパワーがほしいならR3を選択といったところでしょうか?

スズキ GSX250R

続いてはスズキのGSX250R

2017年から販売開始したスズキのフルカウルモデル


エンジンは並列水冷2気筒SOHC
最高出力は18[24]/8,000(kW[PS]/rpm)
最大トルクは22[2.2]/6,500(N・m[kgf・m]/rpm)

燃費性能はWMTCモードで32.5km/Lとかなりの燃費の良さ。

ホンダ・ヤマハ・カワサキが各社ハイパワー・ハイパフォーマンスフルカウルに力を入れる中で、スズキは街乗りで乗りやすいフルカウルとしてパワー路線から外れたモデルをラインナップ。

かつてフルカウルブームで主流だったNinja250RやCBR250Rのような街乗り重視のモデルとしてGSX250Rは独自のポジションを確立。

また、セパレートハンドルは乗りやすさ重視でポジションが高めに設計されていますが、間にあるスペーサーを外すだけでポジションを低くすることができるなど、純正でユーザーに合わせてカスタマイズできる拡張性を有しています。

価格も3社のフルカウルモデルと比べると価格帯も安く、街乗り重視の方におすすめできるモデルです。

スズキ ジクサーSF250

続いてはスズキのジクサーSF250

2019年から販売開始したスズキのフルカウル単気筒モデル


エンジンは油冷単気筒SOHC
最高出力は19[26]/9,000(kW[PS]/rpm)
最大トルクは22[2.2]/7,300(N・m[kgf・m]/rpm)

燃費性能はWMTCモードで37.7km/LとGSX250Rよりも良いかなりの燃費。

珍しい油冷エンジンを搭載する、もともとはインド市場向けに開発されたバイク。

カテゴリとしてはフルカウルモデルですが、こちらはどちらかというとツアラーモデル。

単気筒エンジンのため、パワーはそんなに無いですが、街乗り重視であれば必要十分。

車体価格もそんなに高くないので、安く新車でフルカウルバイクに乗りたい方には選択肢の一つとして候補に上がると思います。

カワサキ Ninja400

続いてはカワサキの400cc Ninja400

Ninjaシリーズの400ccクラス


エンジンは並列水冷2気筒DOHC
最高出力は35[48]/10,000(kW[PS]/rpm)
最大トルクは38[3.9]/8,000(N・m[kgf・m]/rpm)

燃費性能はWMTCモードで24.8km/L

400ccクラスのフルカウルバイクとしては167kgと250cc並みに軽量な車体。

十分なパワーもあるので、教習所卒業したての初心者でも非常に乗りやすく設計されています。

実質的なライバル車はホンダのCBR400Rとなり、好みによってどちらを選択するか分かれるところ。

400ccはフルカウルでも乗りやすく設計されていることもあり、このNinja400もおすすめできる1台となっています。

カワサキ Ninja250

続いてはNinja250

エンジンは水冷2気筒DOHC
最高出力は27[37]/12,500(kW[PS]/rpm)
最大トルクは23[2.3]/10,000(N・m[kgf・m]/rpm)

フルカウルブームの火付け役となったNinja250Rの後継モデル。

Ninja400やこの後紹介するZX-25Rと比べるとパワーもなく、見劣りしてしまうところが多いですが、普段遣いには十分な性能を持っていますし、こちらもかなりの高回転エンジン。

燃費性能は当時のメーカー値で26.2km/L

燃費も400ccと比べると少し良いですし、ハイパフォーマンスを求めないのであれば、こちらのNinja250はおすすめできる車種ではないでしょうか?

カワサキ Ninja ZX-25R

最後はカワサキ Ninja ZX-25R

エンジンは水冷4気筒DOHC
最高出力は33[45]/15,500(kW[PS]/rpm)
最大トルクは21[2.1]/13,000(N・m[kgf・m]/rpm)

現行販売の中型免許で乗れるバイクで唯一の4気筒エンジンモデル。

250ccとは思えない超ハイパフォーマンス、高回転エンジンで15,500回転で45馬力を発生。
アシスト&スリッパークラッチ搭載・パワーモード変更機能など電子制御も盛りだくさん250ccにここまでするかと思えるほどのハイパフォーマンスモデル。

その分価格もかなり高く、新車価格で¥847,000
諸費用・オプションを付けたら100万は超える超高級250ccバイクです。

正直街乗りではこんなハイパワー必要ないと思いますが、唯一の4気筒エンジン+ハイパフォーマンスで人気を博しています。


燃費性能はWMTCモードで18.9km/Lとパワー重視のかなり燃費は悪いです。

4気筒エンジンに乗りたい・ハイパワー車を保有している優越感を得たい方にはおすすめのモデルとなっています。

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3,スポーツ性・街乗りも快適なフルカウルバイク

ということで、今回は中型免許で乗れる250cc~400ccクラスのフルカウル・スーパースポーツバイクを紹介してきました。

一言にフルカウル・スポーツバイクと言っても
・パワー、パフォーマンス重視
・街乗り快適性重視

など同じカテゴリではあるものの、方向性が全く違う車種が存在し、選択の幅が広いジャンル。

今回のこの記事が、読者のバイク選びの参考になれば幸いです。

乗換えを検討している方は、下取りよりも中古買取りのほうが高く付く場合もあるので、下記リンクから買い取りもぜひ検討してみてください。

ということで今回の内容はここまでになります。

内容が良かったなと思った方は、今後も色々と車・バイク、ツーリング・ドライブスポット情報など発信していきますので、ブログの観覧・Twitter・Instagram・You Tubeの登録を是非お願い致します。

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それではまた!

コメント

  1. 通りすがりの国語教師 より:

    ×体制
    ○体勢

    体制だと組織やら社会構造やらの方や。

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