持ってるだけで安定資産?米国株ETFを買ってみよう。

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投資・株情報

今回は株式投資をしていくにあたり、ハイリスクなデイトレードや短期投資ではなく、長期的な資産形成を狙って比較的安定的な配当金収益と資産を増やす方法として、米国株ETFについて解説していこうと思います。

①そもそもETF株って何?

そもそも「ETF」株とはなにか?について話そうと思います。

ETF=“Exchange Traded Funds”の略で、「上場投資信託」と呼ばれているものです。

普通、株というのは各個別企業の銘柄を買っていくものなのですが、ETFはざっくり説明すると、「投資信託」を運用している運営会社が、ETFという株の銘柄を作っていて、この1銘柄の中で各企業の株を数%ずつ分散して運用してくれて、その利益分を株主に還元してくれるという仕組みです。

なので、個別企業の株を購入した場合、その会社の業績が悪化すると、株価や配当金が減って、資産を一気に減らしてしまうリスクがありますが、ETFであれば、1つの株の中で各企業に分散投資してくれているので、1社業績が悪化しても、他の企業でカバーしてくれるし、分配先の企業銘柄を業績によって定期的に見直して入れ替えをおこなってくれるので、比較的安定した配当金を維持して資産形成ができるというわけです。

 

②なんで米国株投資なのか?

次に、なんで日本ではなく、米国株投資なのかというお話をしたいと思います。

日本株ETFと米国株ETFのメリット、デメリットを比較してみると…

このような感じになります。

1つ目の経費率とは、運用会社が、購入価格から分散投資をする手数料として運用会社に引かれている経費だと思えばいいと思います。

ここを比べるだけでも日本株だと割高だと感じるかと思います。

次に購入単価については、銘柄によって差はありますが、やはり日本株のほうが高いので、ある程度まとめて購入を考えると手を出しづらいですね。それに比べ、米国株は一口が安いものもあるので、手を出しやすいかとおもいます。

最後に成長性ですが、ETFはそれぞれの銘柄で指標とする連動指数と連動しています。

日本株で言えば「日経225」や「TOPIX」

米国株で言えば、「ダウ平均」や「S&P500」

と言われるものです。

代表的なところで、「日経225」と「S&P500」の過去10年チャート比較してみると…

両方比較してみると、今回の感染症による大幅下落を覗いて考えると、10年間で成長はしているものの、日経225は一時的に下がったり、横ばいの時期があるのに対し、S&P500はほぼきれいに右肩上がりで成長し続けています。成長率が高いということは配当金も上がっていくし、株自体の資産価値が上がる傾向が高いということです。

このことから見ても、米国株のほうが成長性が高いと考えています。

また、市場規模を考えても圧倒的に米国のほうが大きいというのも理由の一つです。

他にも、日本株ETFの場合、景気変動に左右されやすい業種にも分散投資をしているため業績悪化や暴落時の不安定さがあることもおすすめできない理由の1つです。

上記の理由から、積立投資をするのであれば、米国株は将来の資産として安定性・成長性があるのではと考えています。

③個人的おすすめ米国株ETF

ここまでで米国株ETFのメリットをお話した上で、個人的におすすめの3銘柄を紹介したいと思います。(多くの方が興味を持って投資している銘柄になるかと思います。)

どれも大手米国運用会社が運営している銘柄です。

私個人もすでに購入しているもの、これから購入しようと考えているもの交えて説明していきます。

(傾向から個人的にはおすすめしていますが、株価の変動は誰にも読めませんので、最終的な投資判断は自己責任でおこなってください。)

 

1:SPYD SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式ETF   

私個人も現在購入している株です。

名前の通り、S&P500銘柄の企業のうち、上位80銘柄に分散投資するETFです。

運用会社は米国の大手ステート・ストリート

経費率も0.07%とかなり低く、分散先の企業定期的に見直ししてくれるので安心です。

魅力としては他のETFと比べ、高配当ということ(通常は4%強を維持、暴落相場の4/11現在では6.78%まで跳ね上がっています)

分散投資先も、各セクター(企業ジャンル)として不動産、金融、エネルギー、一般消費材にバランス良く配分されており、購入単価も20~40ドル前後(日本円で約2000~4000円前後)で購入できるので購入しやすいのも特徴です。

2:VYM バンガード・米国高配当株式ETF   

こちらはバンガードという運用会社が運営しているETF銘柄です。

FTSEハイデ ィビデンド・イールド指数というものに連動している銘柄です。

経費率は0.06% 分散銘柄数は420銘柄と多く、リスクが低いです。

魅力としては、こちらも各セクターへバランス良く分散しており、金融、テクノロジー、一般消費財などに比重を高く分散している銘柄になります。

配当利回りについては通常3%前後、暴落相場の4/11現在では4.49%まで上がっています)

購入単価も、60~94ドル(日本円で約6500~10000円前後)で推移、若干高いですが安定資産としては魅力ある銘柄です。

利回りは劣るものの安定資産としては魅力です。

 

3:HDV iシェアーズ コア米国高配当株 ETF   

こちらの運用会社はブラックロック。

モーニングスター配当フォーカス指数という指標に連動するETFです。

財務優良企業のうち、上位80銘柄に分散投資する銘柄になります。

経費率は0.08% 配当利回りは通常3%前後(4/11現在の暴落後相場では4.22%)

セクター分散については、エネルギー、ヘルスケア、通信事業に比重をおいているので、先に説明した、2銘柄SPYD、VYMとかぶる銘柄も少ないので、両方に分散投資するには良い銘柄かと思います。

購入単価は61~98ドル前後(日本円で7000~10000円前後)で推移。

若干単価は高めなものの、持っていて損は無い銘柄かと思います。

 

ここまでおすすめした銘柄で、個人的にも、現在保有しているSPYDを少しずつ追加と、HDV、VYMについても今後所々に購入していこうと考えています。

株に興味を持った、投資を始めてみたいという方は、前回のブログでも株を始める方法について説明していますので、参考にしながら始めてみてください。

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今回のお話はここまで。

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