久しぶりのブログ更新です。
今回は愛車として乗っているC28セレナ。
せっかくならトミカでも愛車に近い仕様のセレナが欲しいと思い、今回は市販のC28セレナのトミカをベースにホワイトの愛車仕様へ全塗装してみることにしました。
ベース車両はフリマアプリで購入した中古品。
元々は純正のブルー系のボディカラー(ターコイズブルー)でしたが、これを分解して塗装を落とし、ホワイトへ変更します。
ただ、初めてのトミカ全塗装ということもあり、途中で一度塗装に失敗。
結局、一度塗った塗装を剥がして最初からやり直すことになりました。
今回はそんな失敗も含めて、C28セレナのトミカを愛車仕様に仕上げるまでの工程を紹介します。
ベース車両は中古のC28セレナ
今回用意したのはこちら。

フリマアプリで購入した中古のC28セレナです。
今回は最初から全塗装するつもりだったので、新品ではなく中古品を選びました。
多少の傷や使用感があっても、塗装を剥がしてしまえば問題ありません。
元々のブルーもなかなか綺麗な色ですが、目標は自分が乗っているホワイトのC28セレナ。
ここから分解していきます。
C28セレナのトミカを分解
カシメを飛ばしてボディを分離
トミカは一般的な模型のようにネジで組み立てられているわけではなく、ボディとシャーシがカシメで固定されています。
そのため、まずはカシメ部分を削って分解する必要があります。
今回使った工具はこちら。

電動ドリルやドリル刃のほか、ピンバイス、タップ、精密ドライバーなどを用意しました。
使用工具の詳細は前回の記事を参考にしてみてください!
ドリルでカシメ部分を慎重に削り、シャーシを取り外します。

分解してみると、ボディだけでなくウインドウ、内装、シャーシ、フロントグリル、リア部分などに分けることができました。
グリルやリア部分が別パーツになっているため、これらは元の印刷やディテールを残したまま再利用できます。
再び分解できるようにネジ式へ加工
カシメを削ってしまうと、そのままでは元通りに固定できません。
接着してしまう方法もありますが、今回は今後も分解できるようにネジ止め方式へ変更することにしました。

カシメ部分へ下穴を開けて、タップでネジ山を作ります。


小さな部品なので、この作業はなかなか神経を使います。
加工後は小径のネジでシャーシを固定できるようになりました。

これなら塗装後に組み立てても、必要になれば再び分解できます。
1回目の塗装は失敗……
分解が終わったところで、いよいよボディ塗装です。
最初はボディを塗装剥がし後、シリコンオフで脱脂して、そのままホワイトを塗装しました。
ところが、これがうまくいきませんでした。
このときはプライマーを使用せず、ダイキャストのボディに直接塗装。
さらに綺麗に仕上げようとして塗料を重ねてしまい、結果的に厚塗りになってしまいました。
その結果、
塗装が剥がれる・塗膜が割れる・厚塗りで仕上がりが悪くなる
という状態に。




トミカは小さいので多少厚く塗っても大丈夫かと思っていましたが、実際には逆でした。
小さいからこそ塗膜の厚さが目立ちやすく、ドアなどの細かなモールドも埋まりやすくなります。
この状態から部分的に修正するのは難しいと判断し、潔くやり直すことにしました。
塗装を剥がして再挑戦

一度目の塗装を剥がし、再びダイキャストの地肌が見える状態まで戻しました。
ここから二度目の挑戦です。
一回目と同じ方法ではまた失敗する可能性があるので、今度は下地処理から方法を変更しました。
今度はガイアノーツのプライマーを使用
再塗装では、ダイキャストへ直接ホワイトを塗るのではなく、最初にガイアノーツのプライマーを使用しました。

プライマーで塗料が密着しやすい下地を作り、その上から下地となるホワイトを塗装します。
一度目の反省から、今度は一気に色を乗せようとせず、厚塗りにならないよう注意しながら進めました。

この段階で、元々ブルーだったセレナが完全にホワイトのセレナになりました。
ただし、これで完成ではありません。
ここから実車に近い色を乗せていきます。
純正QBEは高かったので近似色のQABを使用
自分のC28セレナの純正ボディカラーは、
プリズムホワイト(カラーコード:QBE)
です。
本来であればトミカにもQBEを使えば、より忠実に愛車のボディカラーを再現できます。
ところが今回塗料を用意するにあたり、QBEはオーダーカラーなので価格が高めでした。
必要なのはトミカ1台分なので、使用する塗料はほんのわずか。
そのため今回はコストとのバランスを考えて、近しい色である日産の
ブリリアントホワイトパール(カラーコード:QAB)
のタッチアップペンを使用することにしました。
(後々塗装するエクストレイルにも使えるのでお得。)
つまり今回のトミカは、実車とまったく同じ色を再現したものではありません。
QBEの完全再現ではなく、QABを使って愛車のホワイトに近い雰囲気を狙っています。
タッチアップペンの塗料はそのままでは粘度が高いため、希釈して塗装しました。

ホワイトの下地の上からQABを塗装。
トミカサイズで見る分には十分それらしいホワイトになったと思います。
「実車と同じ色にすること」よりも、「愛車の雰囲気を持ったトミカを作ること」を優先しました。
C28らしいブラック部分を筆塗り
ホワイトの塗装が終わったところで、次はブラック部分です。

C28セレナはAピラー周辺からサイド、リアにかけてブラックアウトされた部分があり、ウインドウが連続しているように見えるデザインになっています。
ここを白いままにすると、せっかくホワイトに塗装してもC28らしい雰囲気が少し足りません。
そこで、
Aピラー周辺 → サイドウインドウ下部 → リアクォーター周辺
へと続く部分をブラックで筆塗りしました。
フロントバンパー左右の縦長部分についてもブラックで塗装しています。

今回の制作で、個人的にはここが一番難しい作業でした。
トミカサイズなので、ほんの少し筆がずれただけでも境界が目立ちます。
実際、拡大して見るとブラックとホワイトの境界が綺麗ではない部分もあります。
ただ、ここで修正を繰り返すと、
「白で修正→黒を修正→また白を修正……」
となって、せっかく仕上がってきた塗装を再び厚くしてしまう可能性があります。
一度目の失敗もあったので、今回は欲張らず、
「この辺が及第点」
というところで止めました。
仕上げにクリア塗装


ブラック部分まで十分乾燥させたら、最後にクリアを吹きます。
クリアを塗装すると、ホワイトとブラックの艶の違いが馴染んで、ボディ全体に一体感が出てきました。
特にQABのホワイトもクリアを吹くことで艶が出て、塗装途中より完成車らしい雰囲気になりました。
ここまで来たら、あとはしっかり乾燥させて組み立てるだけです。
組み立ててC28セレナ完成!

乾燥後、ウインドウ、内装、フロントグリル、リアパーツ、シャーシなどを元通りに組み立てました。
そして完成したのがこちら。
元々ブルーだったトミカが、ホワイトのC28セレナになりました。

バラバラの状態ではブラックの塗り分けが少し気になっていましたが、ウインドウパーツを入れてみると印象がかなり変わりました。
塗装したブラック部分とスモークのウインドウがつながって見えるので、Aピラーからリアまで一体感が出ています。

リアは元々の別パーツをそのまま利用しているので、日産エンブレムなどの細かなディテールも残すことができました。

フロントグリルやヘッドライトまで戻すと、塗装途中とはかなり印象が違います。
ようやく「白く塗ったボディ」ではなく、愛車をイメージしたC28セレナのトミカになりました。
失敗したから分かったことも多かった
今回の制作工程をまとめると、
中古トミカ購入 → カシメを飛ばして分解 → ネジ式へ加工 → シリコンオフで脱脂 → プライマーなしで塗装して失敗 → 塗装剥離 → ガイアノーツのプライマー → 下地ホワイト → QABを希釈して塗装 → ブラック部分を筆塗り → クリア塗装 → 組み立て → 完成
となりました。
最初から順調に完成したわけではなく、一度目は塗装剥がれや割れ、厚塗りで失敗。
結局、ほぼ一からやり直しています。
しかし、その失敗があったからこそ、二度目はプライマーを使用したり、厚塗りを避けたりと工程を見直すことができました。
また、今回は実車の純正色であるQBE(プリズムホワイト)ではなく、価格を考えて近似色のQAB(ブリリアントホワイトパール)を使用しています。
そのため完全な実車再現ではありません。
それでも、実際のトミカサイズで見ると十分に愛車らしい雰囲気になりました。
拡大すれば塗装の粗いところもありますし、もっと上手な人が作ればさらに綺麗に仕上げられると思います。
ただ、一度失敗して全部やり直したことまで含めて、自分で作った一台。
個人的にはこれで十分満足です。
市販品にはない、自分の愛車をイメージしたC28セレナが完成しました。
とりあえず、現在の愛車:セレナは完成したので、今後も順番に歴代愛車を再現塗装・改造して言おうと思います!

今回の内容はここまでとなります。
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